ヘルペスという感染症にかかったことはありますか?幅広い年齢層で感染する可能性がありますが、ヘルペスはバルトレックスという薬で治療することができるんです。しかしバルトレックスには副作用があるという話もあり、少し不安になってしまうかもしれません。そこで、バルトレックスなどの性病治療薬の情報をまとめて調べてみましたので、不安を解消しましょう!

ジスロマックの成分はアジスロマイシン

ジスロマックとは、15員環マクロライド系抗生物質の薬・アジスロマイシンの日本での商品名です。
そのためジスロマックの主成分名には、アジスロマイシン水和物の記載があります。

薬品には大きく分けて、病気・感染症の原因そのものを突く原因療法のためのもの、病気が原因で身体に現れた症状を鎮める対症療法のためのもの、これら2種類が存在します。
アジスロマイシンが身体に及ぼす効果は、原因療法の働きです。

人体に入った細菌・ウイルスは、体内の蛋白成分を吸収して合成し増殖をして病状を進行させます。
しかし、ジスロマックを服用することで、アジスロマイシンの成分が細菌内の蛋白合成開始複合体へと結合して、増殖を阻害します。
ジスロマックは、このような抗菌作用の他にも抗炎症作用があります。
好中球が炎症部位に集まることや、活性酸素産生能を抑制する作用です。
つまり、対症療法作用も持ち合わせた、優れた薬品ということです。

マクロライド系の薬品の多くは静菌的な作用が多いですが、高濃度服用の場合は殺菌的な作用が強くなります。
特にアジスロマイシンは胃酸による影響を受けにくく、高い組織内濃度を維持するため、菌種によっては十分殺菌的な作用が期待できます。

ウイルスや真菌(カビ)など病原微生物は色々ありますが、アジスロマイシンの抗菌効果の対象となるのは細菌です。
肺炎球菌をはじめとするグラム陽性菌や、インフルエンザ菌や百日咳菌といった一部のグラム陰性菌、嫌気性菌、さらには非定型菌であるマイコプラズマやレジオネラなどにも有効です。
病原菌を死滅させることにより、腫れや痛み・発赤がおさまり、解熱効果も期待できます。

さまざまな細菌に有効であるため、内科だけでなく呼吸器や耳鼻科領域を中心に各科で広く用いられる薬です。
細菌の種類の効力範囲が広いため、菌を特定しにくい風邪の治療にも用いられます。
従来のマクロライド系の薬品に比べて、インフルエンザ菌に対しての抗菌活性が改善されていることもあり、細菌による二次感染の際や、その予防のために用いられます。

ジスロマックを服用する際の注意点

ジスロマックは、胃酸による不活化の影響をほとんど受けないため、1日1回の服用を3日続けることで従来の薬品を1~2週間服用した場合と同じ効果が得られます。
改良を重ねた優秀な薬ではあるものの、少なからず副作用や飲み合わせの相性など注意すべき点もあることを覚えておきましょう。

他の抗生物質に比べて副作用は少ない薬品ではあるものの、抗生物質特有の下痢の症状は多く見られます。
他にも一般的に見られる副作用は、胃痛や吐き気など消化器官系のトラブルですが比較的症状は軽いです。
血圧の変異や好酸球数の増加なども1~2%の確率で見られるため、高血圧症の方など思い当たる方は用心した方が良いでしょう。

また、発症率1%以下と極めて低い確率ですが、危険な副作用に関しても触れていきます。
極稀に、じんましんや発赤などの初期症状の後にアナフィラキシー・ショックが見られることがあります。
皮膚に発疹や水ぶくれなどが生じる皮膚粘膜障害、不整脈や肝臓障害、急性腎不全・大腸炎、間質性肺炎や血液成分異常などが見られることもあり、これらの症状に覚えのある方は診察の際に医師に申し出た方が良いでしょう。

次に飲み合わせに関して見ていきます。
市販の風邪薬は抗生物質が含まれていないため、風邪による急な発熱や頭痛を和らげるために飲み合わせても問題ありません。
同様に、イブやロキソニンといった解熱鎮痛剤にも同じ薬効成分が含まれていないため、これまで通り頭痛・生理痛や発熱を緩和するために用いると良いでしょう。
ビオフェルミンなどの整腸剤は、マクロライド系の抗生剤によって活発化した消化器官を整えて、下痢の症状を抑えることができます。

一方、クラビット・シクロポリンなど抗生剤を併せ飲みをすることは、基本的には厳禁です。
ただし、病状によっては二つの抗生剤をローテーションで服用することで、短期間で治すといった用法を指示されることもあります。
この場合、医師の説明をよく聞いて厳重に用法を守るようにしましょう。

この他、注意した方が良いものとしてアルコールが挙げられます。
ジスロマックの有効成分が体内に残っている間は、アルコールを摂取しない方が良いです。
お酒を飲むことにより血液中のジスロマックの有効成分が薄れてしまう上に、菌が耐性を持ってしまうリスクが高まるからです。
また、アルコールを摂取することで肝臓への負担が高まり、副作用が生じる危険性も高まります。